お父さんのためのD級指導員講座

『ロングボールはバウンドさせない』
    相手が大きく蹴りこんでくる場面があります。

    こういう扱いのやっかいなボールはバウンドさせてしまうと大きく跳ねて、どんどんゴールに近くなってしまいます。こういう場面、たいてい味方DFと相手FWが競い合いながら下がって行きます。GKは出るに出られないいやな状況を作ってしまいます。

    こんな局面を作らないために、まずは大きく跳んできたボールをフィールドでバウンドさせないことです。実際プレーするとけっこう怖いのですが、そこは勇気を振り絞って恐れずにボールに向かい、ノーバウンドで蹴り返すか、ヘッドでクリアする、最悪でも身体に当ててバウンドさせないようにしましょう。もちろん上級者になればしっかり足か胸でトラップして味方にパス。これが落ち着いてできれば一人前です。

    ロングキックをノーバンドで処理する練習をして、恐怖心を取り払い自信を持たせることが必要でしょう。ただし、ヘディングは骨格未発達の子供たち、特に低学年ではやらないほうが良いともいわれてますので、やりすぎにはご注意を。
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